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15.(ENIGMA LC) ループバックコントロール設定

ENIGMA LCには、従来のリプレイサー機能に加え、ECUによるO2フィードバック補正をコントロールする機能が追加されました。また ENIGMA type-P等のリプレイサー機能付き機種では、ノーマル車体のO2フィードバック状態にするには、配線を変える必要がありましたが、ENIGMA LCではこれらの機能をPCやスマートフォンの 画面から簡単に切り替えられるようになりました。
※ENIGMA LC では、O2センサーを車体から取り外すことはできません。また ENIGMA LCのリプレイサー機能では、アイドリングの微調整機能はありません。

ループバックコントロール設定は、PCソフトでは、メニューの「ループバック設定」より、iOSとアンドロイド用アプリでは「ENIGMA設定」から設定します。

ループバック設定

機能選択

クローズドループ制御(ループバックコントロール)

ECUのループバック信号をコントロールしてECUのループバック領域を「パワー型」の濃いめ~「燃費型」 の薄めに簡易オートチューンします。スライドバーを動かすだけで簡単に設定できます。
※ループバックコントロール機能はノーマルのO2センサー信号(ナローセンサー信号)を使いますので ターゲット空燃比はノーマルの14.7に対し、約14.5~約15.0の範囲となります。 ナローセンサー信号を使いますので、どのようなターゲット空燃比でも設定できる訳ではありません。

ループバック停止

従来のO2リプレイサーの働きをします。ECUのループバック機能を止めるのでループバックエリアの 増量/減量が補正される事が無い為、燃調が行い易くなります。
O2リプレイサーの詳しい働きについては、 リプレイサー設定ページをご参照ください。

ノーマル

バイクのノーマル状態と同じループバックを行います。複雑な改造等をしていないライトチューン車両やリミッ ターカットだけしたい方等にお勧めです。
※ノーマルの場合ECUのループバックエリアでは ENIGMAで燃調を行ってもECUがその分燃料噴射量を補正 してしまう為、補正される以上の増量/減量が必要になる場合があるので思い通りの燃調ができない場合があり ます。

切り替え後「Enigmaへ保存」または「保存」を必ず行ってください。保存後内部が切り替わります。

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