PROモード

全ての点火タイミングをフルコン同様にMAPに書き込むPROモードを使い設定します。
PROモードは、フルコン同様に点火MAPを1から製作します。入力した点火時期がそのまま実行されます。 入力値は、点火させたいクランクの上死点前角度になります。
「10度」の入力値の場合、クランク角度が上死点から見て「10度前の時」点火するという意味です。ボアアップとストロークも変更したようなハードチューニング車等ノーマル点火MAPをベースと考えにくい場合、フルコン同様に点火MAPを1から設定していくことが出来ます。 点火MAPは幾つでも保存可能です。エンジン回転(500回転毎)とアクセル開度(5%毎)に設定可能。 ドエルタイムの変更も可能ですので、ビックコイルなどの本来の性能を引き出すことができます。
また、点火マップを作るのに自信が無い方はノーマルECU点火時期に対して進角/遅角設定ができるEASYモードに切り替えて使用する事も可能です。

Semi-Full PRO点火時期設定

点火時期設定マップ画面

上部メニューについてはこちら

上部メニュー左から1番目 画面右上、左から1番目ボタンをタップし、PROモードフル点火マップをタップすると点火時期設定マップ画面に変わります。

PROモード点火時期設定マップ画面

入力した数値が濃い場合は段々赤く変化していきます。逆に薄い数値は段々青く変化して行きます。グラフの濃い部分と薄い部分が視覚的にすぐにわかるようになっています。

数値を入力

変更したいセルをタップ(複数でも可)するとセルの色がグレーに変わります。 (グレーになっている部分は選択されている状態です。)
列または行全体を選択したい場合は、列/行の先頭にある数字をタップすると選択できます。
セルを解除したい場合は、選択されたセルを再度タップすると解除されます。

全て選択解除は、画面下の戻るボタンをクリック

全て選択解除したい時は、画面左下 戻るボタンをクリックすると全て選択解除されます。

数値入力画面 赤線で囲った部分をタップすると直接数値を入力できます。

選択したセルの上(グレーになっている部分)で長押しすると入力画面が表示されます。
数字をタップして、下の進角/遅角をタップすると選択したセルの部分が入力した数字分、進角/遅角されます。
また、表示窓(赤線で囲った部分)をタップすると数字キーが表示され、直接数字を入力することが出来ます。点火角度直接入力タップで入力した数字が反映されます。OPTIONは数値をコピー、貼り付けしたりすることが出来ます。
※ここでセルの数字を変更しただけではSemi-Fullには反映されません。メニューから「Semi-Fullへフル点火マップを書込」を行う必要があります。

メニュー

上部メニュー、右から2番目の 画面上矢印上下ボタンをタップすると下のメニューが出ます。
SemiFullが接続していれば Semi-Fullの切断 と表示、接続していなければ Semi-Fullに接続 と表示されます。

3Dグラフ

3DMAP(点火時期設定)

詳細を表示

詳細を表示 コメントを入力できます。

現在のデータのコメントを入力することが出来ます。コメント部分をタップするとキーボードが表示され、文字が入力出来ます。右上 画面上保存ボタン保存ボタンで保存します。

フル点火マップを開く

フル点火マップ表示

保存したマップデータの一覧を表示します。
一覧の中からデータ名を選んでタップするとそのデータが読み込まれて表示され、編集することが出来ます。

長押しでメニューが右側に表示 データ削除 確認画面

また、データを削除することも出来ます。
削除したいデータを長押しするとメニューが右側に表示されます。メニューから削除をタップしてOKでデータを削除します。キャンセルで削除せず戻ります。

Mapデータを保存

名前を付けて保存 上書き保存か名前をつけて保存

現在のデータに名前を付けて保存します。データ名を入力してOKで保存します。
すでに保存されたデータの場合、上書き保存か名前をつけて保存するか選択することができます。

プリセット点火マップを新規読込

新しくマップデータを作成する時に使用

新しくマップデータを作成する時に使用します。Defaultをタップします。

Semi-Fullからフル点火マップを読出

Semi-Fullからマップデータを読出

Semi-Fullからフル点火マップデータとドエル時間設定データ、温度補正データを読み込みます。

Semi-Fullへフル点火マップを書込

Semi-Fullへ現在のデータを書込み

現在のスマホ上のフル点火マップデータとドエル時間設定データ、温度補正データを同時にSemi-Fullへ書き込みします。

Semi-Fullとフル点火マップを照合

現在のスマホ上のデータとSemi-Full内のフル点火マップデータとドエル時間設定データ、温度補正データを照合します。
立ち上げたアプリとSemi-Full内の点火モードが異なる場合、確認メッセージが表示されます。
点火モード設定画面から点火モードを変更してください。

Semi-Fullに接続(未接続時表示)

ENIGMA Semi-Fullに接続する時に使用します。
このメニューを選ぶとBluetoothペアリングしたSemi-Fullが一覧で表示されます。お使いのSemi-Fullをタップすると接続します。接続前に必ずアクセル全開でバイクのキーをオンにしてSemi-Fullを通信モードにしてください。

Semi-Fullと切断 (接続中表示)

タップすることで接続を切断します。
※設定後、エンジンをかけたまま通信を切断した場合、一時的にSemiFullに第三者が通信出来る状態になります。この様な事態を防ぐため、一度キーOFFにして改めて通常モードで始動させて下さい。SemiFullは通信モード以外の方法でキーONしても電波を発しない為、内部データにアクセスは出来なくなります。

ドエル時間/温度補正

ドエル時間/温度補正画面